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義務化の流れ?『包装前面栄養表示』
2023年10月26日 消費者庁長官記者会見で、現在主に裏面に表示をされている栄養成分表示について諸外国の健康・栄養政策を踏まえ、消費者が食品の栄養価や食品の選択に理解を促進するため、包装前面栄養表示を導入していくことを話されています。令和3年11月のコーデックス委員会でも包装前面栄養表示のガイドラインが採択されていることもあり、栄養関係の専門家を集めて検討し、今年度中に基本的な方向を示したいと考えているということです。
▶https://www.caa.go.jp/notice/statement/arai/035254.html
11月2日の第1回分かりやすい栄養成分表示の取組に関する検討会の議事録は以下のリンクで確認いただけます。
▶https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/review_meeting_008/035030.html
2022年7月にジェトロの地域分析レポートでカーボンフットプリントについて昨今、二酸化炭素に関わる情報を食品の包装に表示する傾向がみられるというレポートの写真の中にも栄養成分表示を表面に併記している写真がありましたので参考にリンク先を見てみてください。
▶https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2022/af3eadb1f740ceee.html
量販店で輸入食品のパッケージにエネルギー、脂質、飽和脂肪、砂糖、ナトリウムと表示されているものを見つけました。
今後どのように検討され、栄養成分表示の制度が変わるのか、まだ分かりませんが、消費者への配慮とはいえ、パッケージデザインにも影響は避けられません。
色の選択にも、色数も配慮が必要になりそうです。
パッケージデザインの中で、包装前面に栄養表示をすることで、レイアウト、カラーなどより一層の工夫をしないといけなません。
弊社の企画デザイン課でも包装前面表示義務化となると大変だと悲鳴を上げております。