NEWS お知らせ
くるみのアレルゲン表示義務化
消費者庁が今年3月に発表した食品表示基準の改正で特定原材料にくるみが追加されました。
(経過措置期間令和7年3月31日まで)
くるみでアレルギーを起こす頻度が卵、牛乳、小麦に次いで4番目に症例が上がっていること、
またアレルギー症状としては蕁麻疹、下痢、嘔吐のほかにアナフィラキシーショックで
呼吸困難や意識喪失などのケースもあり今回の改正になりました。
その背景にはくるみを含む、ナッツ類の消費量の増加があるようです。
生活習慣病のリスクを減らす不飽和脂肪酸の摂取という健康志向の普及でナッツ類を含む食品が、
コンビニや量販店の一角にロカボナッツ、小腹がすいたときにと増えていますね。
そのロカボナッツには特定原材料の落花生とくるみ、
特定原材料に準ずるアーモンド、カシューナッツが入っている商品は多いのです。
特に食物アレルギーは圧倒的に子供に多く見られるそうなので、
表示されないテイクアウト商品やイートインでも注意しないといけませんね。
(文:廣野泰平/業務部)