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デザインGO! #15~「萌え断」で映えるパッケージ~
みんな萌え断が大好き。
数年前から話題の萌え断グルメ。代表的なものは、「おにぎらず」や「わんぱくサンド」などがヒットしましたよね。最近でもフルーツサンドやフルーツ大福など断面が美しく萌える食べ物が度々人気を集めている。
でも缶詰のケーキを見たのは初めてで驚いた!
いろいろな疑問を解決すべく知識の神様グーグルで検索。調べてみると 2021 年頃から SNS で話題になっているらしい。私は勉強不足で知らなかった。
ケーキが缶詰めになった。
近所のショッピングモールでひときわ目立っていたケーキの缶詰に思わず足を止めた。
なんだこれ?ケーキが缶の中に詰め込まれている。
透明な缶の側面にケーキの断層がとても映えて美しい。
甘いものに目がない私は即購入(笑)
買い物そっちのけでそそくさと家に持ち帰り味見!
軽い甘さのクリームがとても美味しい。
ケーキ缶ブームはどこから?
今回購入したケーキ缶は名古屋にある「パティスリーマルロー」というお洒落なケーキ屋さんが販売している商品だ。シンプルなラベルデザインがケーキの断層の美しさを引き立てている。ちなみに購入したのは「いちごショート」と「モンブラン」。
ケーキに舌鼓を打ちながら、さてさて、この突拍子の無い商品を最初に考えたのは一体誰なのか、どんな経緯で作られたのかを調べてみる事に。
グーグル様によると缶ケーキの火付け役は、北海道、東京、大阪で夜パフェ専門店「Parfaiteria PaL」などを経営する橋本学さんだ。夜パフェ専門店を開業するというアイデアが既に面白いのだが、始まりは 2021 年 7月に立ち上げたスイーツブランド「pâtisserie OKASHIGAKU」で手掛けたショートケーキ缶。深夜でも手軽に買えるようにとお店の前に自販機を置いて販売。これが SNS でバズった!
商品化のポイント。
この商品のポイントは、お店が閉まっても自販機で 24時間購入可能。缶に入っているからそのまま鞄に入れても崩れず持ち運びが容易。見た目にも映える本格スイーツでちょっとした手土産にも最適!ということだ。なるほど商品化するにあたって「ケーキ店の課題」を解決し何が消費者にとって有益で喜ばれるかを考えられていますね。
萌え断などフォトジェニックな食品が人気になる昨今、今年はどんな商品がヒットするのか楽しみです。
次はあなたが手掛ける新商品かも!
弊社では目を引くパッケージのデザインのご提案、ユニークなパッケージなどもご提案させていただいております。気軽にお声がけください。
(文:アライ/企画デザイン課)