NEWS お知らせ
デザインGO! #10
老舗酒造がこだわった
クラフトコーラのデザイン!
スーパーでひときわ目立っていた「こはるコーラ」。
あまりにも可愛くて一目で「パケ買い」しちゃいました。調べてみると岩手県の大正 7 年創業の老舗「世嬉の一酒造」の商品だ。
このクラフトコーラは、クラフト飲料ブームが起きる前から作られていたそうで、老舗でありながら新しい事に挑戦しているところが素敵。
東北の玩具をモチーフに。
ネーミングはビール用麦芽の「小春二条麦」を使用しているところから「こはるコーラ」と名付けられたのだろう。地元の農家さんと共に開発した “素材” への自信を感じる。
デザインは東北の玩具「こけし」をモチーフに 6種類の顔がデザインされているそうだ。私が見つけたのは全部で5種類なので、もう1種類違う顔のデザインがある。どんな顔なのか気になる。
手間を惜しまない。
よく見るとラベルの柄も顔に合わせてそれぞれ違う柄が描かれています。
しかし、6 種類のラベルを貼ってそれぞれの柄に合わせた顔を付ける。なんて手間のかかるパッケージなんだろう。
普通なら現場が嫌がるようなデザインを採用しているところに強いこだわりを感じます。素材と製法、味にこだわるだけじゃなく消費者の手に届くパッケージまで手を抜かない!
スーパーにはありませんでしたが、6 本を入れるキャリーケースも同じ柄のデザインだそうです。
パッケージは、お客様がこだわって作った商品の顔となるデザイン。そのこだわりに応えられるように真剣に向き合わなくてはいけないと改めて思った。
(文:アライ/企画デザイン課)