NEWS お知らせ
鮮度保持と食品ロスにTiMELESS!
微細な流路を設けてガスコントロール機能を持たせる
青果物の鮮度保持技術『TiMELESS(タイムレス)』のご紹介です。
使用フィルムはそのままに袋内部のガスを抜くシーリング技術が特徴です。
TiMELESS袋の場合袋内で増加したCO2を袋の外へ放出、袋の外から適度な酸素を流入させます。
フィルムの材質変更時にも柔軟に対応でき、2020年度グッドデザイン賞を受賞。
TiMELESSは自動包装の場合、ピロー包装機の背貼り部分に
流路作成のための超音波シール用金型(アンビル)シールユニット部を搭載します。
枚葉袋は、三方シール/溶断形態での袋供給となります。
TiMELESSに関しては、サイドシール部または底部でのいずれも可能ですが、
底部に設けた場合フィルムの折れなどで流路が詰まる恐れがある為、
サイドシール部に設けた袋を推奨しております。いずれもTiMELESS流路さえ確保していれば、
それ以外へのラベルや印刷に関する制約はありません。
フィルムについては20μから150μまでの包装資材の材質・厚みにフレキシブル対応。
異なる青果物、カット野菜の包装については
対象青果物を包装してのテスト結果により最適なものを決定します。
TiMELESSの金型は数タイプあり、汎用性の見極めをします。
採用事例としてはJA帯広かわにしでの長芋の包装があり、
おがくず包装からTiMELESSによる個包装化で
鮮度保持、輸出も含めての品質向上で他産地との差別化にもつなげています。